【市川海老蔵、シンガポールでトラブル?】
この見出しに「海老蔵さん、またまたまた事件!」っと思ったのは私だけではなかったのじゃないでしょうか?
海外公演のため、シンガポールを訪れてた海老蔵さんだが、シンガポールでのタクシー運転手の対応にビックリしたそうです。
一体何があったのでしょうか?
今回は海老蔵さんのシンガポール公演「古典への誘い – japan theater -」とシンガポール滞在時の出来事について調べてみました。
市川海老蔵シンガポールへ。
「まおにタッチ」
ブログでの異常なまでの更新頻度が話題を呼んでる海老蔵さんだが、今年11月6日の自身のブログで妻の小林麻央さんに代筆をお願いする事になった。
海老蔵さんがシンガポールに行くためである。
海老蔵さんは同月14日から16日の三日間シンガポールでの公演「古典への誘い – japan theater -(ジャパンシアター )」に出演したのだ。
この舞台は「歌舞伎を世界に!」との海老蔵さんの熱い思いから実現したとも言える舞台です。
歌舞伎に新風を巻き起こし続ける海老蔵さんだが、今回のシンガポール公演はどのような内容だったのでしょうか?
japan theater シリーズ
代々引き継がれてきた歌舞伎を次世代へと継承していくために次々と”新しい歌舞伎”を創り出してる海老蔵さんだが、このジャパンシアターシリーズも今までにない新しい歌舞伎となりました。
初演は東京の日本橋からの始まりです。
江戸の時代は歌舞伎が喝采を浴びてた時代です。
また歌舞伎のみならず、「能」「落語」「狂言」などの日本の伝統舞踊もこの時代に開花したとも言われてます。
その華やかな江戸の時代に町の中心だったのが日本橋です。
今回のジャパンシアターシリーズもこの日本橋からのスタートです。
ではこのジャパンシアター、どのような舞台だったのでしょうか?
海老蔵さんのコメントをどうぞ。
「歌舞伎は歌舞伎、能は能、落語は落語と、意外とみんな個々に孤立しているのです。
でも、日本の伝統芸能という意味ではみな同じではないでしょうか?
それぞれが独自に発展していくのは当然だけど、少し視点を変えて、日本の伝統芸能というくくりで、一緒に公演をしてもいいのではないかという思いがありました。
それで世界へ行けたらいいなという気持ちがあります」
今までは「能」や「落語」などの伝統芸能が歌舞伎と同じ舞台に立つことはないとされていましたが、海老蔵さんは、
「同じ日本の伝統芸能、一緒に公演しても面白いだろう」
との考えから今回のジャパンシアターが出来上がりました。
確かにそうですね。
今までは別々で見ていたものが一緒になるとどのようになるのか興味が湧きますね。
言うならば伝統芸能のオールスターみたいな感じですかね。
では出演者や演目はどうだったのでしょうか?
『和の世界ーJAPAN THEATERー』【東京日本橋公演】
一、仕舞「屋島」、坂口貴信
最初は「能」からの始まりでした。
二、朗読「平家物語」、市川海老蔵
ここで海老蔵さんの登場です。
「自分はこういうのは苦手で…。」と本番前にはおっしゃってましたが、見事な朗読でしたよ。
三、落語「江戸噺」、古今亭文菊
日本芸能の「落語」の出番です。
古今亭分菊さんは海老蔵さんと幼馴染です。
四、歌舞伎舞踊「藤娘」、市川男寅
ここで歌舞伎が出てきました。
演じるのは若干19歳の若手歌舞伎役者七代目市川男寅。
五、歌舞伎舞踊「男伊達花廓」、市川海老蔵
この演目は新作です。
海老蔵さんの本業の見せ場です。
『和の世界ーJAPAN THEATERー』【京都南座公演】
東京公演との違いは、仕舞の前に「三味線」の独奏が入ってる事です。
今回の三味線は”三味線プレイヤー”と呼ばれてる上妻宏光さんの演奏でした。
このように「能」や「落語」などのジャンルは違えど同じ伝統芸能も演目に加え、全てが融合したのが今回のジャパンシアターなのです。
今までになかったなんとも贅沢な舞台に感じたのは私だけではなかったのじゃないでしょうか。
全体的に代表作や、わかりやすい演目だったので歌舞伎初心者でも楽しんで頂けたのではないでしょうか?
では今度はジャパンシアターのシンガポール公演を見てみましょう。
海外の人向けなので、日本の公演よりもよりわかりやすく工夫したようです。
『古典への誘いーjapan theaterー』【シンガポール公演】
口上、市川海老蔵
海老蔵さんの挨拶から始まりました。
一、落語「転失気」、古今亭文菊
落語からのスタートです。
10分くらいの短い演目なので外国の方にもわかりやすかったとおもいます。
二、能「石橋」、野村昌司・武田友志
こちらの「能」も獅子の顔を使った迫力満点の演出だったので外国人ウケは良かったとおもわれます。
三、歌舞伎舞踊「連獅子」 市川海老蔵・市川福太郎
海老蔵さんの演目です。
今回は父・市川團十郎の部屋子として修行を積んでいた市川福太郎との共演になりました。
このようにシンガポール公演は全体的に短く、迫力がある演目が並んでいたため、海外の方にも楽しんで頂けたのではないでしょうか?
ですが日本じゃなく海外での公演のため ”言葉の壁” はどうしたのでしょうか?
海老蔵さんが公演前の記者との質疑応答にその対応策がありました。
記者:外国人が能や歌舞伎を見る時、言語とか長さとか、難しい点がある。どう乗り越えますか?
海老蔵:今回は字幕を用意する予定。お能も歌舞伎も日本でやる時より短くしています。
歌舞伎舞踊などは日本人も音楽を聴きとっているわけでないのです。
言葉の壁を意識しないことを意識。ボディーパフォーマンスが重要。そういうことで乗り越えていきたい。
と、色々変更を加えて創り上げたようです。
他芸能と融合させ、またわかりやすく工夫した点が外国の方にも受け入れられたようですね。
今回のシンガポール公演は大盛況で幕を閉じました。
「歌舞伎を世界へ!」の思いは一歩一歩づつ成し遂げていけてます。
「降りろ」「NO!! NO!! NO!!」シンガポールでなにが!?
これはシンガポール滞在時の出来事でした。
海老蔵さんは公演のため、11月6日からシンガポールに滞在してました。
シンガポールでは公演のみじゃなく、学校の特別講座など親善と歌舞伎の世界普及のため勢力的に活動してました。
その傍ら、観光も楽しんでたそうです。
その観光中の出来事だったのですが、9日の夜ショッピングに出かけた海老蔵さんは帰宅時にタクシーに乗ったのです。
ですが、そのタクシーがあまりにも冷房を強くしすぎてたため、少し寒気を感じた海老蔵さんは、「エアコン強すぎるから止めて」とお願いしたところ、タクシー運転手は「降りろ!」と返したそうです。
シンガポールの11月平均気温は27℃と日本の7月並み。
夜でもさほど変わらないので、23、4℃くらいだったのでしょう。
寒いと感じるということは、車内温度16、7℃くらいだったのでは?
海老蔵さんはいつもの半袖白T姿。
*タクシー内での画像
これじゃあ寒さを感じても無理もありませんね。
その海老蔵さんに対してのこの態度。
日本じゃアリえない乗客の扱いですが、ここはシンガポール。
海老蔵さんは「NO!! NO!! NO!!」と笑いに紛らわせて降車拒否し、このピンチを乗り切ったそうです。
その後、ホテルに無事到着した海老蔵さんは
「よかったー変なところで降ろされなくて笑」
と何事もなくブログを更新したのでした。
何もなくてホント良かったですね。
いいね、コメント数見て…敗北宣言?
「まおにタッチ」
冒頭でも話しましたが、海老蔵さんは 日本からシンガポールまでの約7時間のフライトの間、ブログ更新を妻の小林麻央に代筆させました。
その海老蔵さんのブログでは麻央さんが「タッチされました。よろしくお願い致します。」と丁寧に挨拶し全7回にわたり更新を続けました。
麻央さん更新ブログは結構なアクセスやいいね数を稼いだらしく、これを見た海老蔵さんは
「凄い数字に… まおブログのいいねとコメント数見て… 敗北感満点の私」
と、さすがの海老蔵さんでも麻央さんにはかなわなかったみたいですね。
では麻央さんが更新したブログをいくつか紹介します。
れいかちゃんや勧玄くんの写真をメインに載せて、家族仲睦まじく姿が披露された内容になってます。
【まおブログ】
2014-11-06 10:52:35
テーマ:ブログタッチされました。
よろしくお願い致します。
主人がシンガポールにいる間、
子供たちは、
大好きなパパとのお散歩時間や果物時間がお休みなので、寂しいですね。早速、パパー!!と叫んでいる
かんげんは、今日は、顔が腫れています
【まおブログ2】
2014-11-06 11:22:26
テーマ:ブログ
ねーね、何やってるんだろう??
ぼくも、真似してみよう!
えいっっ!!
【まおブログ5】
2014-11-06 14:08:40
テーマ:ブログ
昨日の七五三のお着物は、
娘の初節句に、團十郎父からお祝いで頂いたのです。お着物も被布も、
娘のために、
希実子母がプロデュースしてくれたものです。二ヶ月前に、子供たちの寸法を測り、
仕立て直しして頂いたものが、急成長したため、
4、5センチも短く、
慌てて、もう一度仕立て直して頂きました。
かんげんも、同様に、
背がのびていたようですが、あまりに慌てており、
かんげんのことを忘れてしまったため、
こんなことになってしまいました汗
かんげん、本当にごめんね。。。
でも、元気に大きくなってくれて、
ありがとう。父もきっと、優しい笑顔で喜んでいます!
【まおブログ7 ありがとうございました。】
2014-11-06 17:15:11
テーマ:ブログもうすぐシンガポールに到着すると思うので、
まおブログ、最後になりました。みなさま、あたたかく受け入れて頂き、
本当にありがとうございました。次回の更新からは、
通常通りに戻ります私も、
シンガポールでの日々を
ブログで知ることができるのを、
楽しみにしています。完全に読者です。
(時々チェックが追いつかずあせる)最後に
産まれたときから、
遠慮なく娘にキスし続ける瞬間を
撮りました!これは、よいのでしょうか。。。
最近は、
時々、娘の方が遠慮したりします笑が、
妙に通じ合っている2人です!
でも、パパが子供好きなのは、
ありがたいですね
それでは、海老蔵さんに、タッチ
以上です。
『タクシー運転手の態度にビックリ!市川海老蔵シンガポール公演時の一幕』・まとめ
市川海老蔵は自分が歌舞伎を引き継ぎ、また次世代へと継承していかねばならない宿命です。
目まぐるしいほど変化の早い現代で、今までのような歌舞伎だと “時代遅れ” となり、取り残されてしまう可能性もあります。
その歌舞伎を時代遅れにしないためにも、色々と努力し工夫する事によってまた注目されたりします。
その一環として今回の “新しい歌舞伎、ジャパンシアター” は公演されました。
日本公演、シンガポール公演ともに注目され無事終演することもできました。
歌舞伎がまた江戸時代に喝采を浴びてたように再び盛り上がるようになれば面白いですね。
今回も最後までご覧いただき有難うございます。