豪華すぎる尾上松也の歌舞伎家系図公開!
歌舞伎役者といえば代々伝わる歴史ある家系ですが、その家系図はどのようになっているのでしょうか?
尾上一家や市川一家、中村一家など現在有名な歌舞伎役者を続々輩出している一家は多々あります。
今回はそんな数ある有名な歌舞伎一家の中から歌舞伎役者・二代目尾上松也さんの家系図をまとめてみました。
調べて行く中で見えてきた松也さんの立ち位置とは?
そして、実は尾上松也さんは・・・だったのです!
音羽屋の二代目尾上松也
歌舞伎役者・二代目尾上松也
本名:井上 龍一
屋号:音羽屋
生年月日:1985年1月30日
身長、体重:178㎝、67kg
襲名歴:二代目尾上松也
出身地:東京都中央区
父:六代目尾上松助
父・六代目尾上松助と女優の河合盛恵の長男として音羽屋に生まれた松也は、わずか5歳にして初舞台に上がりました。
持ち前の度胸と端正な顔立ちから、その後子役として活動する。
十代後半からは父の影響で人間国宝・七代目尾上菊五郎の劇団『菊五郎劇団』で女形として活躍。
「遺書を書いた事もあった」尾上松也のどん底時代
松也さんが二十歳の時に自分に歌舞伎を教えてくれた父・尾上松助さんがガンでお亡くなりになり、松助さんの三人の弟子を受け継ぐ事になる。
この三人の弟子の生活面や面倒を二十歳の松也さんが全てみていかないといけなくなったため、松也さんは
「今のままではダメだ!」
と自ら自主公演などを行い積極的に舞台を公演していく事になります。
が、まだまだ当時無名だった尾上松也の公演を見にくるお客さんは少なく、自主公演は完全な赤字経営。
起死回生を狙って行った自主公演でもさらなる借金を背負ってしまいました。
のちのテレビ出演で松也さんは当時を振り返り、
「お金がどうにもならなくて、ある夜大泣きしながら家族と大切な友達と一門にメールで遺書を書きました」
と、自殺を決意した事を告白。
ですが一度どん底を見た松也さんは強かった。
その後は自分には「歌舞伎しかない!」と決意し、並々ならぬ努力の末、徐々に知名度を上げていきます。
そんな松也さんを一躍有名にした出来事が・・・
尾上松也の熱愛報道!
「元AKBのセンター・前田敦子との熱愛発覚!」
でした。
人気絶頂のアイドルグループAKBの元センターを務めてた前田敦子さんとの熱愛発覚は、当時大々的に報道され話題になりました。
AKB時代は恋愛禁止だった為に一度も熱愛報道がなかったあっちゃんでしたが卒業により解禁され、松也さんとのツーショットが度々目撃されるようになりました。
「このまま結婚?」
と世間は注目していたのですが、またしても松也さんの知名度を上げる出来事が起きました。
尾上松也が浮気?
「尾上松也浮気発覚!年上女性と車内キス写真流出!!」
松也さんと年上のラジオ番組プロデューサーの女性との車内キス写真が流出してしまいました。
時間帯は深夜、酒に酔った二人は勢いに任せて…
で、この事実を知った彼女(前田敦子)は・・・
現在の尾上松也
前田敦子のおかげで、知名度の上がった尾上松也さんはその後歌舞伎の舞台のみならず、ミュージカルやテレビ番組等にも出演する機会も増えました。
本業の歌舞伎では連日立ち見が出るほどの盛況ぶりだという。
去年の12月放送の紅白歌合戦にはゲスト審査員としても出演。
そして今年のみならず来年も期待できる歌舞伎役者の一人には間違いありません!
歌舞伎家系図から見る尾上松也の関係性
尾上松也の家系図を見ていきましょう。
※クリックで拡大
(尾上松也家系図)
歌舞伎一家だけあってやっぱり豪華ですね。
歌舞伎はその家系や家柄が大きく左右するとよく聞きます。
少し複雑ですが、この家系図で一番上にいる五代目尾上菊五郎から見て行きましょう。
この方は人間国宝にまでなられた尾上家の五代目です。
その息子が六代目尾上菊五郎です。
松也さんが十代の頃に通ってた『菊五郎劇団』はこの六代目尾上菊五郎の養子縁組にあたる七代目尾上梅幸の息子さん七代目尾上菊五郎の劇団になります。
戻りまして、六代目尾上菊五郎の弟子または七代目松本幸四郎の三男にあたるのが二代目尾上松緑です。
この二代目尾上松緑に弟子入りしたのが松也さんのお父さん・六代目尾上松助になります。
ん?お父さんが松緑に弟子入り…?
そうなんです。
松也さんは本当は尾上家との血縁関係はなかったのです!
松也さんの父・松助が二代目尾上松緑に弟子入りし、尾上家となったです。
そしてそんな二代目尾上松緑も六代目尾上菊五郎に弟子入りしてるため、松也さんはサラサラ尾上家とは血縁関係はなかったのです。
松也さんは尾上家というよりかは、父の師匠にあたる松助が七代目松本幸四郎さんの三男になるため血縁関係は松本家の方が近いんじゃないでしょうか?
さらに掘り下げて行くと、この松助の兄弟は十一代目市川團十郎、初代松本白鸚(はくおう)です。
十一代目市川團十郎とは、何かと世間を騒がす最近はイクメンパパとしても有名な市川海老蔵さんの叔父にあたる方です。
海老蔵さんが子供の頃、歌舞伎が嫌で嫌で辞めたかった時に、この叔父にあたる十一代目市川團十郎の演技を見て「やっぱり歌舞伎をやろう」とおもわせたのは有名な話です。
そしてもう一方の初代松本白鸚とは、女優の松たか子、七代目市川染五郎の叔父にあたる方です。
てことは、海老蔵さんと松たか子さんは親戚にあたるのですね。
そして松也さんも一応親戚というくくりになるそうです。
こうして家系図を見ていくと歌舞伎一家の複雑な血縁、師弟、養子縁組関係がわかってきますね。
尾上松也の屋号は『音羽屋』ですが、そもそも屋号って何?
松也さんの屋号は『音羽屋』とありますが、そもそも屋号って何なんでしょうか?
屋号、家号(やごう)とは・・・
一門・一家の特徴を基に家に付けられる称号のことである。
日本、ヨーロッパにおいて使用されている例がある。
日本の場合、家紋のように屋号を記号化・紋章化した屋号紋を指すこともある。
また、前述の本来の屋号から派生して企業や店の名称などを屋号と呼ぶ場合もある。
始まりは江戸時代までさかのぼります。
武士以外が苗字を名乗る事が許されなかった時代に、人別するのに不便を感じた農民や商人が苗字ではなく屋号を使い始めたのが始まりだと言われてます。
歌舞伎における屋号は、もともと商人だった市川宗家が『成田屋』と使い始めたのがきっかけ。
そこから派生して今では数々の歌舞伎屋号が存在する。
では歌舞伎にはどんな屋号があるのでしょうか?
家系図とは違う!歌舞伎屋号一覧
・成田屋
まずは歌舞伎屋号の始まりだと言われてる『成田屋』
市川宗家がこの成田屋です。
市川といえば市川海老蔵、市川團十郎が有名な歌舞伎役者ですね。
・音羽屋
先ほどの家系図でもお話しした尾上松也さんが音羽屋です。
先輩にあたる尾上菊五郎や尾上松助も勿論音羽屋です。
・澤瀉屋(おもだかや)
海老蔵さんと同じ”市川”の市川猿之助さんは澤瀉屋になります。
市川中車、市川右近も澤瀉屋。
・高麗屋
松也さんの親戚にもあたる、松本幸四郎さんや市川染五郎さんはこの高麗屋です。
・中村屋
中村勘三郎さんや、そのお子さん中村勘九郎、中村七之助が中村屋。
・山城屋
上方歌舞伎の創始者の一人で、市川團十郎と並んで梨園では権威のある一人・坂田藤十郎さんが山城屋。
現在は231年ぶりにこの名前が襲名された人間国宝の四代目坂田藤十郎。
・萬屋(よろずや)
海老蔵さんと同じくお騒がせな歌舞伎役者の一人中村獅童さんはこの萬屋です。
他にも中村錦之助さん、中村時蔵さんなど。
代表的な屋号はこんな感じです。
他にも新成田屋とか、成駒屋などの派生した新派なども多く存在します。
『【歌舞伎家系図情報】尾上松也の家系がスゴかった!!』・まとめ
今回は尾上松也の豪華すぎる歌舞伎家系図をまとめてみました。
家系図を詳しく調べてみると、血縁関係がなくても師弟や養子縁組によりその一家に入り同じ屋号を継承する事ができるみたいですね。
そうして歴史ある歌舞伎は今まで続いてきたみたいです。
今後も伝統ある歌舞伎を後世に伝えていって欲しいですね。
今回も最後までご覧頂き有難うございました。
尾上松也最新情報!
「尾上松也と前田敦子は破局していた!?」
12月発売の女性セブンによると、6月頃に二人が破局していたとの記載がありました。
同誌によると、
尾上は後援会の関係者に前田を紹介するなど結婚に前向きだったという。
一方の前田は尽くす女タイプで尾上の母親とも仲が良く、ゴールインの可能性は高まっていた。
そんな事から結婚も秒読みとまで囁かれてた時期もあったが、お互い人気有名人なだけ多忙ですれ違いも多く、空いた溝はなかなか埋める事はできなかったという。
この破局報道に対してネットユーザーからは、
「松也は売名のためあっちゃんを使っただけ…」
「暴行事件を起こしたあの人のように歌舞伎役者は遊び人が多いから別れて正解」
「前田敦子は超あげまんだったんだね」
「あっちゃんが梨園の妻とは想像できないなぁ」
と、前田敦子を擁護する声が続々上がりました。
確かに無名の歌舞伎役者だった尾上松也さんが、ここまで有名になったのは前田敦子さんとの熱愛報道があってからでした。
ですが松也さんはその後、他の女性と車内キス写真が流出するなどの問題行動などもあり、前田さんがあまり大事にされてない感じを受けましたね。
もともと二人の関係は世間からはあまり祝福されてなかったようです。
その末の破局。
この失恋をバネに、二人とも今後も頑張っていって欲しいですね。