中村獅童の肺腺癌、ステージは?
人気歌舞伎俳優の一人・二代目中村獅童さんの突然のガン公表に驚いた関係者やファンも多かったのではないでしょうか?
妻に勧められた人間ドックにて判明した肺腺癌は比較的初期の段階だったらしく、担当医師も「手術で治せる」とコメント。
今後の獅童さんは6月に入院し手術に挑み、8月には復帰予定だそうです。
今回はそんな獅童さんの初期段階だった肺腺癌についてとそのステージ、入院先病院を調べてみました。
中村獅童も患った『肺腺癌』とは?
癌と聞いていいイメージがある方はいませんよね?
実は全世界の先進国の中でも日本だけが癌患者が増加傾向にあります。
ここ30年でなんと2倍に!
日本人の死因では脳卒中を抜いて1位だそうです。
割合的には3人に1人が癌で亡くなる今の日本。
ですが、高齢化の影響が数字に出たのであろうとの見方もあるそうです。
ではそんな癌の中でも日本人に一番多いのが、肺癌です。
男女によって多少異なりますが、総合的に見ても一番多いのが肺癌です。
肺癌の原因はなんといっても喫煙です。
タバコを吸う人は吸わない人の10倍以上肺癌になるリスクがあるとも言われてます。
肺癌と一言でいっても種類や症状、原因は様々。
肺がんは治療法や組織学的に分類方法が多様である特徴を持ってます。
一言で肺がんと言っても様々で、肺の中でも小細胞がんや大細胞がんなどもあります。
そんな種類の中で今回獅童さんが患った『肺腺癌』とは、
肺だけでなく胃がんや大腸がんなどにも腺がん(せんがん)という種類が存在します。
腺がんとは、体の臓器にある分泌腺にできたがんのことです。
肺腺がんは肺の分泌腺に出現したがんのことを指します。
ただ肺腺癌は肺癌の一種ではありますが、タバコ喫煙の影響は少ないと言われてます。
詳しくはこちらで、
中村獅童、現在の症状やステージは?
初期段階の癌の場合、何かしらの症状が出る事は少なく、早期発見は難しいと言われてます。
今回の獅童さんの場合は、妻に勧められた人間ドックにより発見され、担当医師も「奇跡的な早期発見なので手術すれば治せる」との事。
獅童さん本人も、全く気づく事なく症状も出てなかったのでしょう。
現に海老蔵さんの妻・小林麻央さんだってステージ3まで自分で気かなかったのですから。
ではそんな初期段階の獅童さんの肺腺癌はどのステージなのでしょうか?
癌はステージで、その症状や治療法が変わります。
肺腺癌ステージ、5年以内の生存率
【ステージ0】88%
癌の細胞が上皮にとどまっていて、まだリンパには転移してない。
【ステージ1】80%
癌細胞が皮膚を越え筋肉でとどまって状態。まだリンパには転移していない。
【ステージ2】44%
癌細胞は筋肉の層を越えてしまい、リンパに少し転移している。
【ステージ3】21%
癌細胞がリンパに大きく転移している
【ステージ4】5%
癌細胞が血管などを通って、他の臓器に転移している。
上記のように癌ステージは大きく5つに分けられ、数字が上に行けば行くほど状況が悪く、生存率も低くなります。
では獅童さんは、どのステージなのでしょうか?
ステージに関して公の公表はなかったのですが、「奇跡的な早期発見」「手術で治る」との事でしたので、ステージ0、悪くてもステージ1あたりではないだろうかと想定できます。
中村獅童、入院先の病院は?
東京都で有名な肺がん治療の病院といえば、
・国立がん研究センター中央病院
・がん研有明病院
・日本医科大学付属病院
・順天堂大学附属順天堂医院
などが上げられます。
中でもがん研有明病院は”がんに強い病院1位”として様々な新しい診療にも取り組んでいる。
国立がん研究センター中央病院も、日本のがん診療と研究の総本山とも言われ、肺癌の手術件数は全国でトップ。
上記に上げた病院以外にもまだまだ都内に癌に強い病院はあります。
では獅童さんは数ある病院の中で、どこの病院に入院するのでしょうか?
当然ですが、こちらの入院先病院も公表されておりません。
ですが、いくつか候補が上げられてるようです。
最有力が「国立がん研究センター」
ここは獅童さんの仕事場でもある歌舞伎座からも近い事もあって、現在最有力候補とされてます。
次に「日本医科大学付属病院」
この病院は、獅童さんが恩師と仰ぐ中村勘三郎さんが入院していた病院です。
そして「聖路加国際病院」
豪華な個室などもあり、有名人や著名人も多く入院していたと有名です。
ですが、聖路加国際病院は乳がん治療に強い事で有名なので今回の獅童さんの入院先ではないだろうとの声もあります。
海老蔵さんの妻・小林麻央さんが入院されてたと噂されたのもこの病院でした。
中村獅童、肺腺癌は2度目の入院!?
獅童さんは今回肺腺癌が発覚し入院予定ですが、実は2年ほど前にも一度入院し手術を受けている。
その時の病気は”脳動脈瘤”
当時は半年前くらいから手術の予定を組んで取り組んでたので急遽降板などはなく、周りに心配をかけたくないとの事で公表はしていません。
脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)とは・・・
脳の血管(動脈)の一部が膨らんで弱くなっているところを脳動脈瘤と言います。
人は1.5-5%の割合で有していると思われています。
そのうちの0.5-3%が破れて症状を引き起こすと言われています。
当時は本人の努力と妻の応援があり、脳動脈瘤を克服し、再度舞台に復帰しました。
それから2年後の肺腺癌の発覚。
不運続きだが、今回も乗り切ってまた舞台に復帰してほしい。
『中村獅童が肺腺癌に!そのステージと入院先病院は?』・まとめ
今回は中村獅童さんが患った肺腺癌とそのステージ、また予定入院先病院について調べてみました。
・肺腺癌は肺癌の一種だが、タバコ喫煙の影響は少ない。
・ステージは1以下。
・最有力入院先病院は、国立がん研究センターが濃厚。
以上の事がわかりました。
獅童さんは2008年に父・小川三喜雄さんを胃がんで亡くし、2012年に恩師の中村勘三郎さん、翌年に母・陽子と、大事な人を立て続けに亡くしてしまった。
そんな不運続きの獅童さんを全面的に支えてきたのが妻・沙織さんだそうです。
今回の肺腺癌も沙織さんの支えで無事完治する事を願っております。
今回も最後までお読みになり有難うございました。