小林麻央は余命宣言されたのか?
夫である市川海老蔵さんの記者会見により発覚した妻の小林麻央さんの乳がん。
1年8ヶ月前にガンである事が明らかになり現在闘病中です。
9月に麻央さんが新たに開設した闘病ブログ『KOKORO』では、ガンの抗がん剤治療により抜けてしまった髪の毛をウィッグでカバーした写真や、二人のお子さんと手を繋いで散歩している写真などが投稿され話題を呼んでます。
そんな小林麻央さんですが、各方面からは「余命3ヶ月なのでは?」との噂が持ち上がってます。
実際はどうなのでしょうか?
そもそも専門家でも当てにくい余命を誰が判断したのでしょうか?
今回は小林麻央さんの余命について調べてみました。
そもそも”余命”ってどうやって判断するの?
ガンと聞けば”余命”という言葉が一度は頭をかすめますが、ガンになったからといって人生が終わった訳ではありません。
ガンも早期発見や治療法によれば現在の医学では十分に完治できます。
ですが進行状況を表すガンのステージが悪かったり、いわゆる末期ガンだった場合は余命宣言を受ける方がいるのも事実です。
余命と聞くと何だか怖いイメージですよね?
「もう助からないのでは…」と感じる方も多いと思いますが、そういう訳ではないようです。
ではその余命はどうやって判断され宣言されてるのでしょうか?
専門家による余命の判断基準は・・・
1年、あるいは半年という余命の長さは、「同じ状態の人がどのくらい生存できたか」という統計をもとに医師が判断しています。
「生存期間中央値」といって、同じ状態のがん患者の集団において半数の人が生存している期間が「余命」になります。
これはがんの種類、手術の有無によって変わります。
たとえば、「胃がんのステージ3」であれば、同じ胃がんのステージ3の人が平均してどのくらい生きられたか?という平均値から余命を判断します。
あくまでも平均値なので、それよりも長く生きる人もいれば、短くなる人もいます。
余命の判断基準は生存期間中央値だけではありません。
がんの進行度合いが同じでも、人によって年齢、体力、精神状態、ほかの持病などは違います。
医師がそれらの条件を勘案し、総合的に判断しています。
のように今までのデータを専門家が平均的に見て判断されてるそうです。
なので、余命とはあくまでも予想に過ぎません。
大きくブレて余命期間以上に生きる方もいますし、その後完治して現在でも元気な方もいます。
ただ”余命数週間”などの比較的期間が短く宣言された場合は、高い確率で当たるそうです。
専門家の医師が、呼吸状況や血圧などから短期間に大きな変化があると予測した場合は、やはり持ち直すのは難しいと判断するそうです。
では小林麻央さんの場合はどうなのでしょうか?
小林麻央の乳ガン進行具合のステージは?
乳がんは比較的進行が遅いと言われてますが、そのままにしておくと少しずつ大きくなっていきます。
また乳がんは小さい段階でも転移するケースが多く、リンパや血液の流れと同時に他の臓器、肺や肝臓へと転移していきます。
移転を起こすと治療が困難になり、最悪乳房を切除しなくてはなりません。
乳がんはステージが8期に分類されてます。
ステージ0:ごく早期の非浸潤がん
ステージI:腫瘍の直径が2cm以下でリンパ節へ転移していない
ステージIIA:腫瘍が確認できないか、腫瘍の直径が2cm以下であり、わきの下のリンパ節へ転移している。または、腫瘍の直径が2.1~5cm以下であるが、わきの下のリンパ節へ転移していない
ステージIIB:腫瘍の直径が2.1~5cm以下であり、わきの下のリンパ節へ転移している
ステージIIIA:腫瘍の直径が2cm以下で、わきの下のリンパ節へ転移しており、周辺の組織と強く癒着している。または、わきの下のリンパ節への転移はないが、胸骨の内側のリンパ節が腫れている。または、腫瘍の直径が5cm以上であり、わきの下のリンパ節や胸骨の内側のリンパ節へ転移している
ステージIIIB:腫瘍がの大きさやリンパ節への転移の有無は関係なく、腫瘍が胸壁と強く癒着していたり、皮膚表面に進出していたり、皮膚のくずれがみられる。炎症性乳がんはこのステージに該当します
ステージIIIC:腫瘍の大きさに関係なく、わきの下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移している。または、鎖骨周辺のリンパ節に転移している
ステージIV:乳がんが、骨・肺・肝臓・脳など、他の臓器へ遠隔転移している
では小林麻央さんは現在どのステージなのでしょうか?
冒頭でも話した海老蔵さんの記者会見では、ステージの発表はなかったものの、極めて深刻な状態であるとの事でした。
専門家によると乳がんステージ3期までは外科治療の手術が中心になり、できるだけ乳房を温存させるそうです。
麻央さんがどの手術をしたのか、抗がん剤治療だけなのかは不明ですが、乳がんステージが3期以下なら極めて深刻だとは公言しないのではないでしょうか?
小林麻央は余命宣言されたのか?
ガン=余命とのイメージがありますが、では実際麻央さんは余命宣言されたのでしょうか?
乳がんはガンの中でも比較的生存率が高く、70?80%だと言われてます。
あのハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーも早期で発見し、現在は完治して元気で活躍されてますよね。
彼女も当時は余命3年との噂が立ってました。
そして麻央さんは乳がんの進行具合や治療法、入院先などが公にされていません。
そのため予測でステージや治療法、または入院先の情報がネット上では錯綜してます。
その一つで「余命宣言された」との情報も流れたのではないでしょうか?
中には末期ガン患者の終末期ケア”ホスピス”に入院してるのでは?との情報もありましたが、その情報も信憑性に欠けるものです。
麻央さんはガンを公表したのち、以前サブキャスターを務めていた『ニュースZERO』宛に、
「家族と一緒に生きるために、これからも治療に励んでいきます」
「私は前向きです!」
と、コメントを出してました。
このようなコメントが、余命宣言されホスピスに入院されたような方のコメントには到底思えません。
ガン=余命またはホスピスというイメージが、世間に浸透しているために麻央さんもそのような噂が立てられただけなのではないでしょうか?
そして現在の小林麻央は?
現在の麻央さんはブログで確認する事ができました。
新たに開設したブログ『KOKORO』で日々の心境や家族に対しての思いなど綴ってます。
そもそもこのブログは、
「ガンの陰に隠れて小さくなってしまった自分とサヨナラし、なりたい自分になる!」
ために始めました。
ガンの陰に閉じこもってた自分だったが、専門家の先生に出会い少しずつ心動かされ、子供たちにとっても強い母親でありたい!とういう気持ちを綴った投稿に始まり、
抗がん剤で抜けてしまった髪の毛をウィッグでカバーした写真や、
体調が良い時は、二人のお子さんと散歩している現在の麻央さんなど。
ただそれだけではなく、ガンに対しての恐怖や今後の不安、また過去への後悔など、まさに現状の麻央さんの心境を赤裸々に綴ってます。
『小林麻央の余命宣言はガセネタ!?専門家でも当てにくい”余命”ってそもそも何?』・まとめ
今回は余命について調べてみました。
専門家でも当てるのが難しいと言われてる余命、ガンだとどうしても余命というイメージがついてしまってますので、現在闘病中の麻央さんも余命数ヶ月なのではとの噂も立ってしまってます。
ただステージなども公表されてないので、実際どのくらいの進行状況なのかは不明です。
乳がんはガンの中でも比較的治りやすい種類なので、今後も治療に専念し完治して欲しいですね。
麻央さん、頑張って下さい!
今回も最後までお読み頂き有難う御座いました。