MLB2021オールスターゲームのファン投票中間発表で、エンゼルス大谷翔平選手がDH部門リーグトップに立ちました。人気上々のようで初出場が楽しみです。
スーパースター・トラウト選手欠場の中、プレーと人気でチームを引っ張る大谷選手ですが、もう一人の〝重鎮〟がジャスティン・アップトン外野手です。今回はその経歴、成績、年俸や「オータニ評」などアップトン選手のあれこれをまとめてみました。(出典:Wikipedia、MLB.com、スポーツメディア)
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アップトン(エンゼルス)の成績
6月に入ってようやくチーム状態が上向いてきたエンゼルス。牽引役は打撃好調な大谷、スタッシ選手とともにベテランの「大黒柱」アップトン選手もその一人です。
トラウト選手不在の中、主力のチームリーダーとして攻守で貢献するアップトン選手。その経歴や成績データなどをシェアしましょう。
プロフィール
ジャスティン・アップトン選手は米バージニア州生まれの33歳。高校時代から俊足巧打で全米で名を馳せ、05年のドラフトでは全体1位でダイヤモンドバックスに指名された「超エリート」でもあります。契約金610万ドルは当時の史上最高額でした。
19歳で早くもメジャー昇格、その年8月にはスタメン起用されます。08年には開幕ロースター。12年に100号本塁打を記録するなどレギュラーに定着しました。
ブレーブス、パドレス、タイガースと移籍し通算200号本塁打も記録。17年にエンゼルスに入団。この年は35本塁打、109打点などキャリアハイの成績を残しました。
今季がMLB15年目。これまでの獲得タイトルはシルバースラッガー賞3回、オールスター選出4回というスターメジャーリーガーーのベテランです。
成績
アップトン選手のエンゼルス移籍後からのメジャー成績、及び通算成績を振り返りましょう。
■17年(タイガース→エンゼルス) 152試合、打率.273、35本塁打、打点109
■18年(以降エンゼルス) 145試合、打率.257、30本塁打、打点85
■19年 63試合、打率.215、12本塁打、打点40
■20年 42試合、打率.204、9本塁打、打点22
■21年(6月16日まで) 59試合、打率.232、14本塁打、打点31
【MLB通算】打率.263、321本塁打、OPS.819
年棒
報道によると、アップトン選手はエンゼルスに移籍した17年オフに、22年までの5年総額1億600万ドル(約120億円)の大型複数年契約を結んでいます。年俸推定額の推移は以下の通りです。
■18年 1600万ドル(17億6000万円)
■19年 1800万ドル(19億8000万円)
■20年 約777万ドル(8億5000万円)
■21年 2300万ドル(25億3000万円)
チーム内ファン投票
チームリーダーとしてほぼ全試合に出場、最近は「強打の1番打者」として大谷翔平選手の前で豪快な打棒を披露することも多いアップトン選手。
エンゼルス球団がこのほど公式Twitterで実施した「ホーム7連戦のチームMVP」のファン投票によると、アップトン選手は3位に入りました。
1位 大谷翔平 72.9%
2位 スタッシ 16.3%
3位 アップトン 8.2%
↓談笑し合うエンゼルスの外野手神3(?)
アップトンの大谷翔平へのコメント
ほぼ同時期に移籍したとあって、アップトン選手は入団当初から大谷選手には特に目をかけ、色々コメントも多いようです。これまでの主な大谷評を拾ってみました。
■通算251勝投手・CCサバシア氏のポッドキャスト番組に出演。18年の春キャンプの思い出を「才能は呆れるほど。初めて見たとき打撃練習での音は尋常じゃなかった」と回顧。
投球の凄さについては「(大谷のキャンプ登板で)僕は左翼守備から、初めて実戦で大谷の投球を見た。最初の選手が安打で出塁して、次の打者が確か四球。そしたら彼が少し苛ついたのに気付いたんだ」
「それから99、100、100マイル、スプリット。そして打者を仕留めた。別のギアを入れたね。その時僕は彼に夢中になったよ」
■(今シーズンは三刀流で大谷の外野守備が増えて)「少しナーバスになったよ。それは彼が外野を守れないからじゃなくて、試合に出続けさせないといけないから」
「(打球に)ダイブしたり(全力で)投げたりさせないよう緩い簡単なフライを打ってくれ、と。彼のところに平凡なボールだけが飛ぶことだけを願っていたね」
と最初は「思いやった」ものの、結局「彼はポジショニング・カード(相手打者の打球傾向を記した表)も理解しているし、コミュニケーションもとてもいい感じ。実は慣れていて大した問題ではなかった」と安堵したそうです。
↓エンゼルスタジアム名物グルメを堪能するアップトン、大谷、トラウト
アップトンのネットの評価まとめ
- 大谷、良い意味でいつも通りな感じになってきた。ウォルシュやアップトンもまずまずだしトラウトが戻ってきたらものすごい打線になる
- ほんとは大谷1番、アップトン2番がベストやが
- エンゼルスの対左投手成績 アップトン 打率 .245 OPS 1.016 対左強め 大谷翔平 打率.224 OPS .900 当たれば長打多め
- アップトンのポテンシャルがあってだけど、大谷さん後ろにいると勝負せざるをえないことも調子が上がってる理由の一つかな
- ロッテと中日!「同名トレード縛り」してんならいっそ加藤翔平と大谷翔平にしてくれよ。エンゼルス加藤翔平爆誕や。ごめんなアップトン、10番は譲ってもらうで
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 大谷翔平らとともにエンゼルス牽引する大黒柱ジャスティン・アップトン
- MLB15年目のベテラン大物。Dバックスで全体1位指名のスーパールーキー
- エンゼルスとは5年120億契約中。大谷外野で「ダイブするな!と心配だよ」
2021年エンゼルスをを支える大谷、アップトン両選手ですが、シーズンも数か月を超え徐々に疲れが溜まりケガ人なども増える時期。特にベテラン陣の体調が懸念されます。
ホームラン年間45本ペースの量産態勢、バント安打あり、早くも二桁盗塁。投打リアル二刀流に外野守備もあり。獅子奮迅の大谷選手は「最近の状態はまあまあいいかなと思う」と満足げで、「(けが人もいるので)常に出られるようにしたい」とチームへの貢献に意欲的です。無理はせず、最後までこの調子を保ってほしいと願います。
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