内川聖一が二軍成績上々でもなぜ昇格しないか?「バレと交換?」「贅沢な悩み」

今季NPBが三か月遅れで開幕して一か月あまりが過ぎました。セパ両リーグで徐々にチームの好不調に差が現れ、ペナントレースもより熱を帯びてきたようです。

そんな中、ケガでもないのに開幕以来2軍暮らしが続く超大物選手がいます。ソフトバンクホークスの主力打者、内川聖一選手です。内川聖一選手はなぜ2軍でくすぶっているのか。二軍成績はかなり凄いようですが、なぜいまだ一軍昇格できないのでしょうか。(出典:Wikipedia、ホークスサイトなど)

芸術的打撃センスが選手の憧れの的になっている内川さん。慕って合同自主トレに参加する若手も毎年たくさんいて、人柄も素晴らしいのよねww

内川聖一が二軍成績上々

内川聖一選手はプロ20年目、37歳の大ベテラン。これまで19年間の成績は大変輝かしいものです。右打者史上最高打率記録保持者 (.378)で 、史上2人目の両リーグでの首位打者及び最多安打獲得者。右打者としては落合博満氏と並び1位タイの7年連続打率3割達成者でもあります。MVP1回、ベストナイン5回受賞。日本を代表するヒットメーカーであり、ホークス黄金期の牽引役でもあります。

ところが、そんなホークスに欠かせないチームリーダーが、今季はなんと開幕から二軍落ち。開幕に先立ち6月に行われた練習試合では21打数1安打と絶不調で、好調な若手にとって代わられる形になりました。内川選手が開幕1軍を外れるのは、DeNA時代の03年以来という「屈辱」でした。

しかし内川聖一選手は腐らず、まずは3軍で自身の打撃を一から見直す練習に集中。2軍戦に出るようになると、何かをつかんだのか見違えるような内川のバッティングを復活させます。

連日ヒットを量産し、7月29日現在の二軍成績は13試合で32打数15安打、打率.469と5割に迫るような驚異的な内容です。

ここまで上々の成績なのですから、いつまでも二軍にいることなく、すぐ1軍戦で活躍できそうにも思えますが、なぜかいまだ(30日現在)1軍には昇格せず。これはなぜなのでしょうか。

内川ほどのスーパースターでもやっぱり一人の人間。常に理想の打撃に悩んだり試行したりしてるんだね…
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なぜ内川聖一は昇格しないのか

さすがの貫禄を見せ、打率5割に迫るようなもの凄い二軍成績を挙げている内川聖一選手。ここまで絶好調なのに、ホークス首脳陣はなぜ内川聖一選手を一軍に昇格させないのでしょうか。

スポーツ紙によると、チーム関係者は「うちには主力やベテラン組に故障などの既往歴のある選手が多い。現状、うまく回っているところもあるし、カバーする若手を簡単に外せないところもある」といいます。

開幕当初、出足ではつまづいたホークスですが、そこは3年連続日本一チーム。12球団随一ともいわれる選手層の厚さを徐々に発揮し、29日時点では、36試合を消化して20勝にリーグ一番乗り貯金5で二位楽天とは0.5ゲーム差ながら首位に立っています。

ホークスは毎年のように日本シリーズまでフルに戦っていることもあり、とりわけベテラン勢には「故障持ち」が多いのが現状。必然的に複数ポジションを守れて足も速い栗原、周東、川瀬、西田、川島選手といったユーティリティープレーヤーの需要が高くなる上、それら若手もこのところ毎試合好調でスタメンに名を連ねる日々。

その中であえて内川選手を昇格させ、代わりに好調な若手や交代要員を二軍に落とすと、せっかくうまく回り始めたチームバランスがまた崩れかねない恐れがあるともいえます。

今はちょうどチーム状態が良くなって勝ち星が増えている時期。内川を上げたくても「じゃあ誰と交代させる?」と首脳陣も頭が痛いってわけね…(他球団からすると贅沢な悩みww)

↓(おまけ)内川2000安打達成時のサイレントトリートメント

 

内川聖一の最新ネットの評価

  • 内川や長谷川ほどの技術と実績のある選手がファームにいること自体凄い
  • ファームの若手には超一流の打撃が間近で見られる少ない機会。いろいろ盗むチャンスだし、内川自身若手にアドバイスしてるでしょう。それだけでも彼の存在は大きい
  • 代打が多くなるのも世代交代も仕方ないこと。でも長年の功労者だから本人との関係が後腐れないように願う
  • もし上がるならバレンティンと入れ換えか?贅沢な話だな
  • ホークスってチームの恐ろしさやな。うかうか不調にもなれんとは

出典:ヤフコメ欄

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まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • プロ野球開幕から一か月余。希代の名打者・SB内川聖一は何と2軍生活
  • しかし打棒絶好調で2軍成績は打率5割に近づく凄さ。なぜ1軍昇格ない?
  • 現在SB1位でチーム好調。昇格タイミング難しいが不可欠な存在変わらず

今季NPBもまだ前半戦。ホークスは今のところ好調ではあるものの、最後までこのままなわけがありません。各チームともシーズン中は何度も好不調の波が訪れるもの。打線が低調になったり、ケガ人が新たに出る可能性も大いにあります。

ホークスではキューバ人助っ人の強打者2人が間もなく合流見込みですが、長期間実戦から離れておりすぐに活躍できるかは不透明。そうした意味でも、好調を維持する内川選手のような実績あるベテランに、チームが頼る場面は必ずあるはずです。希代の安打製造機・内川選手のバットから快音が聞ける日は、間もなくなのではないでしょうか。

コロナ特例で一軍登録人数も出場人数も増えてるし、内川が試合中ベンチで声を上げる風景、結構すぐ見られるんじゃないかな?
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