ももくろの有安杏果さんがブログを閉鎖することが
話題になっています。
3月15日をもってブログを閉鎖するということです……。
有安さんの引退の姿勢を見て
ある一人のモノノフ(ももクロファン)が
「有安杏果さん、貴方を嫌いになりました」
というブログの記事を投稿しました。
「普通の女の子になりたい」という理由は、
4人のメンバーを貶めることになるのでしょうか?
それが話題を呼び
炎上……ではないですが
一人のファンとしての誠実な意見として
賛否両論を呼んでいます。
どちらの言い分も立場があり
とてもむずかしい議論です…
その内容を追っていきましょう。
ももクロ有安杏果ブログ閉鎖。「嫌いになった」記事とは?
話題になっているのはコチラの記事です。
この騒動の顛末を見ていきましょう。
概要を追っていきます。
極めて短くわかりやすく、大まかに省略しながら
論点を要約していきます。
「普通の女の子になりたいから辞める」は4人が普通の女の子ではないということか?
まず、「普通の女の子になりたいから辞める」という言葉が
4人のメンバーの心にどう響くのか、ということです。
ひとりふんどしで「残りの4人は…」とスタッフが口を滑らせた時の、あーりんの「残りって…」という呆れたような言葉とひきつる夏菜子、苦笑いする詩織。
私も思いました。
「『残り』ってなんだ?百田、高城、玉井、佐々木の4人は『有安に置いて行かれた4人』なのか?」
あー……
筆者もこれは、「言われてみれば、たしかになあ」
と思わなくもない主張でした。
私はあっち行くから、
あなた達は引き続きそこでがんばってね
という冷たさに(見ようと思えば)
見えるかも…?しれません。
ただ、その真意は難しいところです。
メンバーへの感謝…?
そして「今までやってこれたのはファンのおかげ。夢を見せてくれてありがとう」と言う。
私は正直、思いました。
「いや、違うでしょ。
貴方一人で戦ってたからファンがついてきたんじゃない。
貴方の隣に今まで貴方と一緒に頑張ってやってきた4人がいるからでしょ?」(中略)
ただ、同時に分かっていたことは、4人は有安をハブってたわけじゃなく、有安が一人いつも意図的に輪から外れてたってこと。
そして、みんなが有安を気遣っていて、なんとかなっていたこと。
「メンバー内で一番女の子らしい」って言う、ある意味自分たちを下げるようなキャラも4人が作ってあげたこと。いやむしろ、4人は全然そんなこと気にしていなかったこと。
これは、歌やダンスと言ったパフォーマンスだけではなくて
5人の話し方や漂う空気感と行った
関係性までも誠実に追いかけて
長年見続けてきたからこそ
書ける文章であると思います。
その微妙な空気感は、トークシーンや
ライブに足を運んだからこそ見えてくるものに
他ならないでしょう。
あかりんは辞めるときに「私はもうももクロは出来ない」といった。
「私はアイドルに向いてない」って。彼女の率直な心の叫びだった。
私は、有安にも、素直にそう言ってほしかった。
「普通の女の子になりたい」とか、そんな、(上手く言えないけど)4人を揺るがせるようなこと、言わないでほしかった。
ただ、たったひとこと、「もうできない。」と言ってほしかった。
有安のプライドが、そういわせないのかもしれない。
有安のファンは、そんな、何かをあきらめる彼女を見たくないかもしれない。
でも、私は、4人のためにそういってほしかった。そう言ってくれれば、きっとこんな気持ちにはなってなかった。
こんな、4人をどこか無意識的に貶められたような気持ちには。
この議論について筆者は中立でいたいとは思っていますが
……うーん、わからなくもない主張だ……と
唸るだけのものは感じます。
(それだけの力と思いがこもっているからこそ
「炎上」ではなく
賛否両論の両方を巻き起こす
これだけ「議論」の題材になっているのでしょうから)
だからこそ、「有安さん、貴方を嫌いになりました」
『どうして、こんなに、10年間頑張ってきた4人が、「普通の女の子の幸せってこうなんだよ、」って言われなきゃいけないんだ。
見せびらかされなきゃいけないんだ。さらし者にされなきゃいけないんだ。
メッタ刺しにされるような痛みを受けなきゃいけないんだ。
よりにもよって、今まで一緒に戦ってきたはずの元仲間から。
ああ、ダメだ。有安が嫌いだ。嫌いになってしまった。』
モノノフ個人としての意見として
「嫌い」という言葉を使う以上
荒れることは当然ですが
それをわかった上で「嫌い」と言い放ったこの主張には
「うーむ……」と思わず考えさせられるものを感じました。
元記事読んでみるとわかりやすいのですが
本当によく見て、よく考えて
しっかり言葉を選んで、その上でこの主張をしているのが
よくわかりました。
また、深く気持ちに共感できる
とても頭の良い方なんだろうなとも思いました。
ここまでの反響になるとは記事を書いた
管理人様は想定しなかったようですが
ファンのある一部の声を
明確に代弁する記事でもあります。
だからこそ、有安さんを
きれいに「幸せに」引退させてあげたいという
ファンのある一部からは
反発を受ける内容にもなっています。
私としても、
両手を上げて賛成する気にはならなかったものの、
「うむ……」と、読みながらついつい深く頷いてしまう、
そんな、読みながら考え込んでしまう内容に感じました。
この記事に寄せられたツイッターの反応
※筆者の主観で、賛成・反対・中立の3つに
独断で分類しております。
賛同派
https://twitter.com/ppiiinoo/status/953316610692997120
https://twitter.com/momoclo__0316/status/953386277872615425
賛成派の特徴として
短い言葉でただ
「賛同できる」「すっきりした」
と賛意を表していることです。
反発を招く内容ではあっても
一定数のファンの声を代弁する主張であることには間違いありません。
反対派
https://twitter.com/mojo1516/status/953523262952108032?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E953523262952108032%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fkitakaze3.com%2FE38282E38282E382AFE383ADE69C89E5AE89E69D8FE69E9CE38396E383ADE382B0E99689E98E96E38082E3808CE38182E381AAE3819FE3818CE5AB8CE38184E381AB%2F
反対派の思いは様々です。
書き方や気質に対して異を唱える方、
内容について反論する方、
直感的な嫌悪感を表明する方……
中立派
このように中立的な意見も寄せられています。
まとめ:ももクロ有安杏果ブログ閉鎖。「あなたが嫌いになりました」記事の議論まとめ
最近小室哲哉さんの引退や
超特急コーイチさんの引退など
様々な芸能人が引退や卒業を発表する中で
情報のあり方や議論が活性化していると思います。
この議論についても
アイドルとは?芸能人とは?
が再び論じられる火種の1つになり得るのかもしれません。
こうして議論の題材になるのも
すべて立場と表現が違う愛の1つの形なのだと
筆者は思いました。
この議論に寄せられた主張の多くの根底には
「誰かを守りたい」という
そんな意図があるように感じるからです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。